
今日は近場の山でハイキング。
ハワイというと、どうしても海というイメージが強いけど、私はハワイの山も好き。
ハワイ島では、タローに乗って、牧場の上に広がる森を散策することが多い。オヒアとか、マウンテンアップル、コアの木など、ハワイならではの植物が生い茂る林の中、のんびりタローの背に揺られたり、走らせたりするのは爽快だ。
オアフでは、これまでなかなか山に行く機会がなかったのだが、よくハイキングしているという友人と連れ立って、初めてオアフでのハイクデビュー。
場所は近場のWa'ahila Ridge。ホノルルはちょっと内陸に行くと小さな山が連なっている。Wa'ahila はワイアラエから上の辺り一体を指す。
フラに詳しい人なら知っているかもしれないが、去年のミス・アロハ・フラ、ケオニレイちゃん所属で、メリア・ローベンスタイン先生率いるハラウの名はKa Pa Hula 'O Kauanoe 'O Wa'ahila。このWa'ahilaに縁のあるハラウだ。
自宅から車を少し北に走らせるだけで、パインツリーが茂るトレイルヘッドに到着。ワイキキからこんなに近いところでハイクができるなんて、ちょっと驚き。雰囲気はハワイというよりは、アメリカ本土のステートパークといったところ。駐車場の脇には木製のピクニックテーブルがいくつもならんでいる。一角ではローカルがバースデーパーティをしていた。自然の中でバースデーパーティというのもいいなあ。
トレイルヘッドでは、友人が買ってきてくれた自然食のおにぎりとカボチャの煮たのや、きんぴらなどでまずは腹ごしらえ。ちなみにKing にできたばかりというMana Bu というこのお店のごはん。優しい味でとっても美味。午後2時までということだけど、あっという間に売り切れてしまうらしい。。。
いい香りのする木に囲まれながらの自然食のランチは、とってもおいしかった。穏やかに身体の中に力がみなぎっていく。真剣なまなざしで、あわよくばごはんにありつこうとしている野生のニワトリの群れがいなければ、もっと穏やかなランチになっていたことであろうが。。。
お昼すぎで、ちょうど太陽が真上にあって、日の光を真に受けながらトレイル開始。歩き始めは風がほとんどなく、「暑いねー」なんていいながら道を進んでいった。けっこう急な登りで、内心、大丈夫かしらと心配になる。なにしろ、ハイクは久しぶり。
買ったばかりのハイキングシューズはどうかなと思っていたんだけど、これがとても歩きやすく、いい靴だった。日本で買ったら2,3万は軽くしそうだけど、そんな靴が80ドルくらいで買えるんだから、やっぱりそういうものはアメリカは安い。
ちょっと高いけどハイク用のソックスを買うといいよ、という友人のアドバイスに従ったのもよかったみたい。足がまったく痛くならず、快適に歩くことができた。週二回フラを踊っているおかげか、いつの間にか足腰も鍛えられているみたいで、まったく疲れない。
マウンテンアップルや、レフア・マモ(黄色のレフア)、野生の蘭を見ながらのハイク。途中からは風も出てきて、気持ちよかった。視界が開けたところからは、遠くにワイキキのビル郡と霞んだ海のブルーが見える。ホノルルは都会だけど、こんなにすぐそばで自然を満喫することができる。都会と自然を身近に感じることができるのがオアフの魅力かも。
手軽にできるハイキング。すっかりはまってしまいそう。
本当にそうだと思います。ただ、そんな感情をすべて手放すのは、まだまだ私の課題となっていますが・・・。
ハワイは私も大好きで、数回訪れていますが、ここ数年はごぶさたです。
次回はぜひ、あゆまるサマのお店にも食事に言ってみたいです!
秋風が心地よい神戸より、めるもでした