2009年06月20日

タオ・コード

千賀一生さんという方が書いた『老子の暗号が語り出す タオ・コード』(徳間書店)を読む。

「性の五次元領域から迸る秘密の力」というサブタイトルがついていて、いったいどんな本?と、いぶかしく思いながら読み進めていくとそこにはすばらしい桃源郷が待っていた。。。

老子の母が生まれ育ったといわれる、中国雲南省の山奥にある少数民族の村にたどりついた著者が出会った老子の書の裏の意味とは?

愛と智恵の泉のような老子がスパイスのきいたユーモアで後世に残した書。これまで広く理解されてきた書には実は裏の意味があり、その裏の意味こそが老子が真に伝えようとしていたものだという内容。

聖なる性。

聖なる生。

ここで語られる「性」とは、男女の性にとどまらない、大きな視点から見た人と人、人と自然、あるいは宇宙とのつながりのことである。

古代の暮らしそのままに生きる少数民族の村で、著者が体験した圧倒的な愛にあふれた祭のくだりはとても興味深かった。私自身、踊りをすることもあり、音楽や踊りが精霊、大いなる愛とつながる重要な手段であることを再び実感できた。加えて、自分の身体を使った体験ほど貴重なものはないな、とも。

地球にはまだこの村のような、桃源郷、シャンバラのような場所が残っているんだと思うと感慨深い。

性のとらえ方や踊り、音楽のことなどを考えると、ハワイにもこのような土地があってもおかしくないような気がする。ハワイ語にも裏の意味をもたせるkaonaと呼ばれる言葉の使い方もあるし。

出会えたらいいな、ハワイの桃源郷。
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2009年06月17日

このところの近況

先月後半から今月頭はメリー・モナークの記事の執筆でほとんどカンヅメだった。このところ、週4日くらい稼働していて、まるで部活になっているアウトリガー・カヌーもお休みしたほどだ。もっとも、どんなにいそがしくても、キモ先生のフラは休まず参加。キモのレッスンは厳しいけれど、本当に楽しいんだもの。

メリモの記事は、ビデオ録画を見ながら、全ハーラウのレポートを書くというもの。テレビ放映は、美しいフォーメーションを上からカメラで追っていたりして、会場でみるのとはまたかなり違った印象。おなじみアンティ・プアと、今年は音楽も担当しながら解説をしたクム、マヌ・ボイドの解説が聞けるのもテレビならでは。

「へー、なるほど、そういう意味のある踊りなのか」とか、目からウロコの解説がきけて、テレビ観戦もかなり満足度が高いと思う。執筆は、メレの内容と踊りやコスチュームを検証したりと、地味な仕事ながら、大好きなフラのことなので、サクサクと楽しく進む。それにしても今年のメリー・モナークはフラマイ(子孫繁栄を称えるフラ)が多かったなー。総合優勝したクム、オブライアン・エセルのカヒコもフラマイだったしね。毎年なぜか集中するテーマというか、トレンドがあるようだ。今年はカウアイにまつわるメレも多かったような気がするな〜。

メリモの記事は、先日のクム、ケアリイ・レイシェルとミス・アロハ・フラのインタビューとともに今月27日発売の『素敵なフラスタイル』に掲載されますので、フラファンの方はぜひご覧ください。

メリモの原稿が終わったと思うやいなや、ウクレレ奏者のハーブ・オータ・JRさんのインタビューがあった。Jrさん、何度がお会いしたことがあって、シャイそうな方だなーという印象があったんだけど、インタビューでもやっぱりシャイ。でも、ところどころにユーモアをちりばめ、そのバランスがなんともいえず、ナイスだったな。

最初のウクレレは『カマカ』というのですから、さすがウクレレ界のサラブレッド。Jrの二世もウクレレを弾くのかとたずねてみると「娘はもっぱらフラにはまっている」だそう。パパのウクレレに合わせて娘がフラを踊る。なんとすばらしいコンビではないですかー。うらやましいかぎり。

最近ではウクレレだけでなく、子どもたちの未来のためにもと、環境問題にも取り組んでいるそう。そんなJrさんのインタビュー記事は7月のアロハヨコハマというイベントのフライヤーに掲載されるもの。いらっしゃる人はぜひこちらも読んでみてください。


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2009年05月21日

ケアリイとミス・アロハ・フラ、インタビュー

週末はマウイに取材に行ってきました。

今年のメリー・モナークで初出場ながらミス・アロハ・フラ(女性ソロの優勝者)を輩出した、ケアリイ・レイシェルとミスの栄光に輝いたヘノヘアちゃんのインタビュー取材。

マウイの高原地方にある、彼のご自宅におじゃまさせていただきました。なんと、メディアが入るのは初めてということで、ラッキー! 落ち着いた雰囲気のお宅では、4匹のワンちゃんたちが出迎えてくれました。全部、女の子。これはケアリイ、こだわりがあるらしく、「メス犬の方が、僕の幸運をあとおししてくれるんだ」とのこと。

なかでもマカちゃんという茶色の小型の雑種がとてもかわいく、私の足にすりよってくるの。ケアリイいわく、「この犬は知らない人には近づかないんだけどね」。3年前に旅立った愛犬カブのにおいがまだ残っているのかな…。

山に立つケアリイのお宅の庭には、ハワイらしいオヒアやタロなどの植物のほかに、アーティチョークやミョウガといった野菜もすみに植えられていて、とってもピースフルな雰囲気。「ミョウガは油でいためて塩で味付けをして、鰹節をかけて食べるとおいしいんだよ」と、うれしそうに話すケアリイが印象的でした。

ケアリイといえば、ハワイアン・ミュージック界のセレブですが、もともとはフラを教えるクムフラです。今回は、クムフラとしての彼をフィーチャーすべく、いろいろと聞いてきました。くわしくは来月発売の「素敵なフラスタイル」をご覧くださいね。

2位と大きな差をつけてミスに輝いたヘノヘアちゃん。フラの技術はもちろんですが、なんといっても、性格が素直でとても感じがよく、賢い。さすがミスになる方は違います。去年のミスも一昨年のミスもインタビューしましたが、3人ともいずれも性格がよく、賢い。この点は必ずといっていいほど共通していますね。

ヘノヘアとケアリイは実はいとこどうし。アウアナ(現代フラ)で踊った「カ・ノホナ・ピリカイ」は、彼らのおばあちゃんの海辺の家をうたったもの。二人にとっては家族を象徴する大切な曲だったのです。家族の思い出の写真など、貴重なものも見せていただきました。こちらも記事でご紹介しますのでお楽しみに。

押しも押されもせぬ大スターのケアリイですが、インタビュー中に私たちにお茶を入れてくれたり、とっても気さくでナイス。お土産に持っていったお菓子を渡すと「これで太ったら君のせいだよ」とおどけるお茶目な一面も。

帰りがけには庭に咲いていたラベンダーを手折ってもたせてくれた優しいケアリイ。

クムフラとして、ますます精力的に活動していくようですが、来年はどんなパフォーマンスを見せてもらえるのか今から楽しみです。
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2009年05月06日

I am not a liar...

Okay, I am a liar. But not today.


私は嘘つきじゃないわ……。

うそ、ほんとは嘘をつくけど、今日はついてないわよ。

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今日のカヌーの練習のあと、チームメイトが言った言葉。

彼女が他のチームメイトと交わしていた会話の断片なので、前後はわからないけど、思わず笑ってしまった。

素直だなー。

嘘をついたことがない人なんていないと思うけど(そんな人がいるなら見てみたいし、私は嘘つきじゃないなんて公言する人はおよそ信頼できませんな)、人間には二種類いると思う。

嘘をつくのに躊躇しない人と、嘘をつくときチラッとでも罪悪感を覚える人。

同じ嘘つきでも、ここんとこの差はとっても大きい。
posted by あゆまる at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月04日

大切なのは

顔の表情。

これ、フラの話です。

キモ先生がよく言っていること。

「手と足を動かすのは誰にでもできる。大切なのは顔の表情なんだよ」

たしかにねー。すごくうまい踊りでも、見ていてなんだか心にグッとくるものがないというか、そういう踊りはある。

その逆に、踊りのテクニックはそれほどではないかもしれないけれど、なんだか目が離せないダンサーというのもいるものね。

スマイルが大事といわれるけれど、ただ笑えばいいというものではないし。作り笑顔と本ものの笑顔は簡単に見分けがつく。

自然に美しい表情を見せるには。

ひとえに、どれだけ曲の意味を理解し、踊りを通じて情景やそこににじむ感情を伝えることができるかなのだろう。

フラダンサーはストーリーテラーでもある。どれだけ曲に広がる世界を伝えられるか。女優でもありますな。

フラは底なしに奥が深いけど、いまはとにかく踊るのが楽しい。
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2009年04月05日

自由を手に入れるには

"自分自身を支配できないものは、けっして自由になれない"

哲学者、エピクテトスが残した言葉だそうだ。

ダイヤモンド社のT編集長が送ってくれた『心のカップを空にせよ!』(ロビン・シャーマ、北澤和彦訳)に出てきたんだけど、まったくその通りだよなー。

誘惑に負けやすい私には、耳が痛い言葉である。。
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2009年04月03日

Life is an illusion.

人生とは幻想。

昨日、フラのレッスンでキモ・アラマ・ケアウラナ先生が飛ばしたジョークのひとつ。

2月から、キモ先生のアウアナのクラスに参加している。コミュニティ・センターでのクラスは、ハーラウの生徒だけでなく、一般にも公開しているとのことで、気軽に参加させていただいている。

キモ・アラマ先生といえば、クム(フラの先生)のクムといわれるフラ・マスター。今年は久しぶりにメリー・モナークのジャッジに返り咲く。ナー・ホク・ハノハノ賞も受賞している超一流のミュージシャンでもある。

去年のワイキキ・フラ・コンファレンスでキモ先生のセミナーを通訳したときに、内容はもちろんのこと、彼の気さくであたたかいお人柄にすっかり魅了されてしまった私。そのときに、いつかフラを習えたらいいなーと思っていたら、忘れたころにつながって、本当にフラを教えてもらうことになった。

レッスンがまたなんともすばらしい。だって、キモ先生の生歌に生ウクレレで踊るんだもの。一曲、一曲が熱唱で、まるでコンサートのよう。それに合わせて踊るのはなんと気持ちがいいことよ! しかも、いま習っている曲の一つ、「Nani Manoa」にいたっては、キモ先生の作った曲なので、作曲した本人の歌&演奏&振り付けで踊るフラ。ぜいたくですよ〜。

そしてそして、ユーモアたっぷりのクムのレッスンはジョークが飛び交う。「フラは美しく踊るもの。より美しく踊るよう心がけて。人生とは幻想。(現実はそれは最悪だからね 笑)。さあ、もっともっと美しく踊って」

幻想にすぎないこの人生。あれこれ悩む必要、ないのかもね。いつまでも美しく踊っていこう。
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2009年04月01日

不徳は美の女神の---

双児である(悪は善の双児)

美とは魂の純度の探究である 他の一切のものはこれに反する

対等でない相手と喧嘩はしない 世界的常識

解るとは、ドストエフスキイを読んでドストエフスキイになる事だ。一度ドストエフスキイを読んだら、二度と元に戻らないだけの準備があるべきだ。一度ドストエフスキイを読んだら、ドストエフスキイといふものが自分の血液の中にとけるのである。

   『いまなぜ青山二郎なのか』白洲正子より、青山二郎さんの語録

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先日、日本から遊びに来ていたKちゃんに持ってきてもらった本の数々。ちゃくちゃくと読んでます(Kちゃん、ありがとう)。上の白洲さんの本も面白かった。

「これ」といった仕事を成したわけではないのに、まわりの人々から尊敬され、一目も二目もおかれていた「青山二郎」というひと。こんな人がいまでもいたら、ぜひお目にかかりたいものです。

それにしても、白洲正子さん、ご主人の次郎さんとメンターである青山二郎さんという、二人のめちゃくちゃクールな「Jiro」に愛されていたなんて、かっこよすぎです。
posted by あゆまる at 10:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Na Lei Makamae

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先々週の日曜日、ホノルル美術館で開かれていたレイ・イベントに顔を出してきた。

カメラマンのお友達、美奈子ちゃんがブースを出していて、そこに先日出版した『ナー・レイ・マカマエ 愛しのレイ』を置いてくれているということを聞き、ますます行きたい!と。

ホノルル美術館本館近くにあるアート・センターで開かれていたレイ・イベント。ナー・レイの著者であり、人間国宝でもあるマリー・マクドナルドさんも参加される予定だった(というか、アンティ・マリーがメインと主催者側は考えていたらしい。。。)が、諸事情により、参加されないことに。

アート・センター一階のギャラリーの壁側をいくつものブースに割り、レイ・メーカーの人たちが鮮やかな花や植物の葉、実、そして鳥の羽根などを使ってレイを作っていく。実に見事な手さばきで、見ていてまったく飽きない。

ギャラリー奥の壁では若かりしアンティ・マリーがレイの素材集めから始めていく貴重なフィルムが流されていた。

会場にはレイが好きな人々が次々とやってきて、各ブースをまわっていく。

美奈子ちゃんは、手前のところにブースを持っていて、壁にはキャンパスに写し出された鮮やかなレイの写真の数々が……。去年、一緒にアンティ・マリーのワイメアの農場を訪れたときに、アンティが美奈子ちゃんにくれたパステルカラーの色調の可憐なレイ・ポオの写真もある。壁にいくつか空白があって、その一つはなんと、アンティが私にとくれた赤いレフアのレイ・ポオの写真が掛けられていたそうだ。私が来る前に売れてしまったらしい……。

このときいただいたレイ・ポオ。取材用にアンティが自分で育てた花々を集め、二つのレイを作っていた。ひとつはアジサイやチャイナマンズ・ハット、アークリクリなどを使った淡い色調のもの。もうひとつは真赤なレフアを使ったレイ。どちらも息をのむほど美しかった。

「これは、仕上げたら知り合いの子にあげるの」と言いながら、手を動かし、繊細なレイを編み上げていくアンティ。こんなレイをもらえるなんて、なんとラッキーな人よ!と思いながら、素材の花についてたずねる私。

アンティは最近はワウケという木の皮を使って作るカパ制作に入れ込んでいて、アトリエには制作中のカパがあふれていた。私はカパも大好きなので、これまたあれこれと取材をし、興が乗ってきた。もともとレイの写真を撮りためている美奈子ちゃんもアンティと話が合い、私たちはフルーツまで出してもらってなんとも楽しい取材であった。

最後にアンティと記念写真を撮ろうとしたら、美奈子ちゃんには、パステル調のレイ・ポオ、私にはあの赤いレフアのレイ・ポオをプレゼントしてくれた! 知り合いの子にあげるって言ってたのに……。

この取材の前、ヒロでアンティ・プアとの合同取材をしていたとき、「どうしてわざわざワイメアの私のファームでレイの取材をしなきゃならないの。レイならここで作れるわよ」と不機嫌そうにおっしゃっていたアンティ。なにしろ相手は人間国宝だし、メディア嫌いとの噂もあった。

「うわー、どうしよう」と思いながらも、ここはぜひ日本の読者にアンティの農場とレイ作りについて紹介したい!と、粘り、しぶしぶ承諾してもらえた。それが、フルーツを用意して私たちをもてなしてくださり、最後には素材から丹精込めて育てた花で作ったレイまでくださるとは! 

美奈子ちゃんも私も、アンティとのツーショット写真を撮り、レイは大切にオアフに持ち帰ってきた。

海を越えてから4か月たったレイは、色を失い、からりと乾燥し、部屋の隅の書棚の上で流れゆく時間を見つめている。
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2009年03月04日

自分の中にpono(調和)があれば、

君にできないことなんてないんだよ。

やりたいことは、なんだってできる。あきらめなくてはいけないことなんて、なにひとつないんだ。


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これは新年早々、オアフ在住のカフナにいただいた言葉。

励まされたなー。
posted by あゆまる at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする